神戸新聞|社会|ソフトバンク 「無料で携帯交換」に偽りあり
3月末で第2世代携帯電話(2G)のサービスを廃止するソフトバンクモバイルが、「第3世代携帯(3G)に無料で交換できる」とキャンペーンしながら、一部の販売店が機種代金を請求していたことが24日、神戸新聞社の取材で分かった。
ソフトバンクモバイル社広報部は「一部で不適正な販売方法があった」と認めている。
同社は昨年12月以降、2年契約など一定の条件で2G携帯を指定の新機種に無料で交換するキャンペーンを実施。だが、同社広報部によると、一部の販売店が「頭金」として数千円を支払わせたり、本来の条件にない有料オプションの加入を強く勧めたりしていた。
同社の2G契約は2月末時点で54万3700台分残っており、期限の今月31日までに駆け込みの契約変更が集中するとみられる。
ソフトバンクモバイルの広告をめぐっては、2006年に公正取引委員会が「通話料、メール代0円」などの表示が不当表示の恐れがあるとして警告、是正を求めた。続きを読む
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2010年03月25日